HUDSONの魅力。
Oct 13, 2019
台風19号の影響で昨日を臨時休業したせいで革ジャンを着たい熱が高まり
本日は台風一過の猛暑にも関わらずスタッフ揃ってHUDSONを着用。
Model:174cm 60kg
Model:174cm 64kg
半袖のTシャツの上にダイレクトにHUDSON。
このHUDSONについて本日はお話ししたいと思います。
SUNSET BAYの中でも歴史の長い部類に入るHUDSON。
このアイテムの制作には一つの強い思いがありました。
それは、当時借りていた作業場が冬場になるとかなり冷え込み、
仕事に集中できない状況が続いており、何か羽織れる物がないかと
考えていたことが始まりでした。
当時、SUNSET BAYにはライダースジャケットしかなく、
中を着込んでのデスクワークや雑務をこなすにはかなり無理がありました。
ライダースジャケットにインナーを着込むと着膨れが生じ、
比較的タイト目に作られたアーム周りなんて可動域がかなり限られてしまいます。
袖通りの良くないセーター等をきてライダースジャケットに袖を通すと裏地が付いてきてしまい、
破損の原因にもなりうるため、当時は泣く泣く薄手のダウンを着ると言う愚行に出たこともありました。
そのような状況に触発され僕はSUNSET BAYとしては初となるWORKWEARを手掛けてみようと思い立ったのです。
本当に仕事着として使えるギアを。
汚れても絵になるタフでオシャレなウエアを。
まず考えたのが、破損や着用の際に面倒になる部分を削ぎ落とすことでした。
第一にボタンがスナップであり手袋をしていても簡単に開閉ができるモノ。
収納力を上げる為に余計なポケットなどを付けると生地の重なる箇所が増えるため、
着心地やごろつきの原因になるため極力可動部分にはストレスのない仕様に仕上げる。
そして何より、裏地を排除する事でタフネスさと快適さの向上をUPさせる。
ベースには僕が愛してやまない2ndモデルのデニムジャケットをソースに、
ポケットの位置や縫製の始末、袖の振り方や着丈・袖丈・身幅のバランスに注意し、
素肌で着ても快適さを保てるよう、裏地代わりになる銀面の処理にも拘りました。
皆さんはあまり意識された事がないと思いますが、実は裏地ってシャツを一枚着ているのと同じなんです。
要はTシャツ一枚でジャケットを着ていても、裏地があれば実質3枚の洋服を着ている事になるんです。
考えてみれば当然なのですが、あまり誰も意識はしたことないですよね。
少し話がそれましたが、要はHUDSONはSUNSET BAYの中でも一年を通して一番着用できる季節が長いんです。
ライダースジャケットよりも身幅や袖幅を設けているので、インナーを着込む事だって容易です。
セーターやパーカーに合わせればカジュアルにもキレイ目にも振る事の出来る万能な一着。
SUNSET BAYのアイテムの中でも一番リピーターが多いのも実はHUDSONだったりします。
これからの季節、軽く着心地の良いHUDSONは本当にお勧めです。
先週再入荷がありましたが、人気モデルのため既に在庫のないサイズも増えてきました。
明日からグッと気温も下がっていくようなのでボチボチ一生物のアウターを一枚いかがでしょうか。
お直しだって容易にできますので是非ご覧にいらしてください。
ウチの革ジャンは本当に良いですよ。
それでは。
Journey.