KINGSを作って分かった事。
Apr 21, 2020
久しぶりに革ジャンのBLOGを書きます。
どうぞ最後までご覧くださいませ。
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KINGSの販売を開始して1ヶ月以上が経過し、おかげさまでほぼ全てのサイズが売り切れとなりました。
本当に有り難い限りです。
ここ数年の間ライダースジャケットの新作を作ってこなかったので、とても新鮮な気持ちでこの春を迎えられました。
考えてみれば、その時は日本がこんな状況になってるとは予想してなかったな。
FUCK コロナ。
さて本題に戻りますか。
タイトルでもお伝えした通り、KINGSを作って分かった事が何点かあります。
まず一つはSUNSET BAYらしさってのがどんなものかを感覚じゃなく具体的に表現できるようになった事。
これは自分の中でも成長を感じる有り難い事でした。
そしてもう一つは、SUNSET BAYを愛してくれている人達の多さを実感したこと。
これにはかなり元気付けられました。
笑顔で購入して帰っていくお客さんの背中を見送るのがすごく幸せで。
あの晴れ晴れしい空気感は最高です。
そしてなにより感じたことが、自分が改めて革ジャンが好きで好きで仕方ないんだなと再確認できたこと。
これはこれから先の自分突き動かす原動力になりました。
自分が作った作品に自分が突き動かされるこの感覚。
凄く久しぶりに感じられた感覚でした。
SUNSET BAYとの共同生活を始めて早5年。
そりゃ色々あったし、そもそも売れるのか?ってずっと思ってた。
それは今も変わらず思ってますが。
どんなにSUNSET BAYが有名になってもその思いは変わらないんだろうな。
でもね、自分が作るモノはかっこいいなって思う気持ちがそれを上回るし、
これをみんなに着てみてもらいたい、絶対にカッコいいと言わせる自信がある。
この信念は変わりません。
この信念は僕が作ったSUNSET BAYのジャケットを見てもらえれば分かると思います。
革ジャンはいろんなブランドさんから発売されているので比較されるのは当然。
どこそこの革ジャンは良い・悪いは個人の主観なので大して気に留めませんが、
『僕にはSUNSET BAYが一番しっくりくるんです。』って言葉が一番の褒め言葉です。
そんな言葉が聞けなくなるのが悲しいから、俺はいつでも現場主義になっちゃうんだけれども。
高い買い物だもん、お客さんとゆっくり話して沢山着て決めてもらいたいじゃない。
素の一着を選ぶ瞬間に隣にいたいじゃない。
本当にそんな事ばかり考えています。
コロナの影響でお客様の来店数は激減。
でもみんなanemoscopeを気にしてくれてるから、今は顔の見えないSNSでみんなに情報を伝えていくよ。
できれば面と向かって話したいけどね。
またまた話が脱線しましたが、KINGSを作った事で初心に返れた気がします。
本当に良い作品ができたんだな。
自分を褒めてあげています。
5年を経ていざ6年目、
常連さんには良く言いますが、
KINGSと共に第二章の幕が上がったんだと思います。
そう、第二章はコロナが蔓延し恐怖に人々が戦慄するこの世界からスタート。
この先に光り輝く栄光の未来があると信じて、SUNSET BAYを着てくれている世界中の仲間たちと共に突き進んでいきましょう。
誰もいなかった第一章の始まりよりも遥かに心強いな。
皆さん本当に支えてくれてありがとう。
そしてそしてこれからもよろしくおねがいしますです。
では。
Journey.