最近感じること。

ご愛読頂き誠にありがとうございます。

ジャーニーです。

青山にSUNSET BAYをOPENして明日で丸々3か月。

anemoscopeではお会いできなかった新たな革ジャン好きの皆様にお会いできて本当に楽しい毎日を過ごさせていただいてます。

これもanemoscopeがコロナ渦を何とか皆様のお力を借りて乗り越えていけたからだと思っています。

サンキューアネモス。

湿っぽい話は終わりにして、僕が最近感じることを忘れる前に書き留めておこうと思います。

青山にきて3か月、この街はSUSET BAYがどのような印象で皆様に届いているかを鎌倉時代よりも強く感じ取ることができます。

御試着にいらしてくれる方とのお話は常に刺激的で、時に裸を見られているような何とも言えない恥ずかしさを覚えます。

僕が作った作品を、自身の価値をしっかりと持った評論家たちに評価されているような不思議な感じ。

SUNSET BAYとは何か？

今までそんなこと特に考えたこと無かったけど、青山にきて"確実"にSUNSET BAYのブランド価値を評論家たちに教えて頂いている有難さが芽生え始めています。

自分がこのブランドを立ち上げて約7年。

とにかく着たいレザージャケットを作ろう。

何突っ込まれても跳ね返せるくらいの自分というエゴを落とし込んで、『売れなくたって別にいいじゃん。自分が作った革ジャンに共感してしてくれる人がいれば人数なんて関係ない。

好きな時に好きなもの着てかっこいいなぁって自画自賛していられれば俺らしいな。』って言い聞かせてたな。

マジで売れんかったしな(笑)

まぁ鎌倉の隅っこで何の広告もせずのほほんとやってれば認知なんてされる訳ないだろうし、有名になりたいから広告にお金払う！なんて財力1㎜もなかったし。

てかそもそも有名になんてなる気は今もないし、YouTubeなんてコロナが流行らなければ絶対やらなかったし。

安心してください、自暴自棄になってるわけじゃないです。

それがさ、今じゃ窓から見える景色が全く変わっちゃってさ。

昔は窓から見える景色といえば大雨の時に氾濫する川とバイクと神戸製鋼の工場。

下がBLUEGLOVEっていうvintage harleyのお店だったから、排ガスの匂いとエキゾーストの音がいつも入り混じってて、最終的には音でどのバイクか分るまでになりました。

この青山にきて、毎日のように革ジャンのディテールを説明するようになり、どれだけの人達がSUNSET BAYに興味を持ってくれているのかが肌で分かりました。

お金なくて宣伝もできないから友達のペインターに背中にSUNSET BAYと書いてもらった初号機BUZZARDS。

それを着てパンヘッドに跨りイベントにお邪魔しては、

先輩方からお酒とおしかりをゲロ吐きそうなくらい頂きました。

そして今、骨董通りを歩くファッションモンスター達を眺めながら考えたんです。

7年前の自分にもし一言伝えられるとしたら何を伝えるか？

そうだなぁ。。。

『君は相変わらず革ばかり触ってるけど、あの頃とは違い最高の仲間とおっかない評論家たちに囲まれているぞ』

『一人じゃないぞ。』

あっ、一言では収まらなかった。

今年も残すところあと2か月。

どんな評論家たちにお会いできるのか、心から楽しみに待ってます。

これからも皆様の期待を大いに裏切るよう努めて参りますので、

一つお手柔らかにお願い致します。

では。

Journey.