サイズ選びの定義…美学…(後編)
Feb 24, 2022
ごきげんよう
サイズ1番担当のノブヲです。
今日の話題では「モデルによってサイズ2番でもいいのでは!?」というお話の後編です。
サイズアップして着ても、格好良いモデルについて続きを書きます。
前編でも言いましたが、僕個人の答えは、「ライダース以外」です。
まず、サイズアップが可能なのは、ANAHEIMです。
ANAHEIMはそもそもライダースではなくて、コーチジャケット、防火ジャケットベースのデザインです。
身体にフィットさせるライダースジャケットとは違い、元々、身幅や着丈に余裕のある種類のジャケットであることが最大の理由です。
まず、袖口がゴム仕様なので、腕より袖が多少長くても袖口にゴムが入ってるので、大きめでも手に被らない、裾のドローコードで着丈を短く出来るなど、オーバーサイズでもバランスが取れるので違和感なく着用できると思います。今回は、サイズ1と敢えて2サイズアップのサイズ3を着比べてみました。※サイズ3は着丈をドローコードで調整しています。
その他のモデルで言うとHUDSON。HUDSONはいわゆる、炭鉱夫などが着ていたワークジャケットの2ndがデザインソースとなっています。
ワークジャケットなので、動きやすさを考え、オーバーサイズで着られることも一般的なのです。
そして、このモデルは、SUNSET BAYの中でも着丈が短いです。
ワンサイズアップしても気にならない程度。
肩もドロップショルダーになってもサマになるデザインです。特に、HUDSONはスウェードやカーフといった柔らかい革を使用したモデルですので、肩が体のラインに沿って綺麗に落ちます。これがホースハイドだと革が硬いので、体に沿ってくれず、自立してしまい、サイヤ人の戦闘服みたいになります。HUDSONはサイズ1とサイズ2です。
着用画像(着用モデル162cm、61kg)で検証しましたが、ライダース以外のモデルであれば、ジャストサイズよりサイズアップして着ても格好良く着れちゃいます。
今回の見解は、僕個人のサイズ選びの定義です。
そして、「何故、ライダースジャケットが大きめだと格好良くないの?!ワークジャケットだと大きくてもいいの?!」それは、これまで、体験してきた「わぁ、格好良いなぁ」って思える着こなしを雑誌や映画なんかで観て感じたことが影響しています。つまり、培われ方、アプローチの仕方でサイズ感の美学は人それぞれとも言えます。
それでもサイズ選びでお悩みの方が、少しでも参考になった!と思ってもらえたらノブヲは幸せです。
前編、後編に渡り、ご精読を頂きまして誠にありがとうございました。
ノブヲ
1 comment
NOBUOさん、ありがとうございます❤️参考にさせて頂きました。私は身長がNOBUOさんと同じ162cmですが、体重が48kgです。ANAHEIMはサイズ1にするか、サイズ2にするか迷っています。ANAHEIMはBUZZARDSに比べて同じサイズ1でも大きい寸法であることが分かりましたので、ANAHEIMはサイズ1でも私は良いのではないかと思っています。アドバイスを頂きたくよろしくお願い申し上げます。