革ジャンと、共に呼吸をする anemoscope の服 — BUZZARDS をまとう日のスタイリングについて —
Nov 17, 2025
こんにちは。
anemoscopeスタッフのmoricoです。
本日は革ジャンのスタイリングについて語らせていただこうと思います。
お時間が許す限り、お付き合いよろしくお願いいたします。
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気がつけば、また革ジャンを探してしまう。
あの日袖を通した記憶が、身体のどこかで呼び覚まされるように。
革ジャンには、一言では語り尽くせない物語があります。
上質な革に触れた瞬間、そこに宿るのは積み重ねた時間の記憶と、これから共に歩む未来への予感。
まるで人生に寄り添う“相棒”が、静かに呼吸しているかのようです。
SUNSET BAY の革ジャンには、作り手の想いを示す名前が一着ずつ刻まれています。
その中でも今回ご紹介したいのは、11/15 土曜日に BRASS Collection として発売され、シリーズの先陣を切ったフラッグシップモデル “BUZZARDS - double oil Horse hide”。
SUNSET BAY を象徴する存在として、世界へと羽ばたいた一着です。
さらなる進化を遂げてアップデートされた BUZZARDS は、
無駄のない強さと美しさを備えた唯一無二の革ジャンへと昇華しました。
■ BUZZARDS を主役にするスタイリング
上質な革を輝かせるために必要なのは “調和” です。
インナーひとつで印象は大きく変わり、ときに革ジャンの良さを曇らせてしまうこともあります。
だからこそ最初は、革ジャンの色味に合わせ、白・黒・グレー・ベージュといったベーシックな色を合わせるのが最善です。
ボトムスも同じ。
無理に主張しなくていい。
革ジャンが主役の日は、ほかのアイテムは静かに並び立ち、革ジャンの物語を引き立てる脇役であればいいのです。
そしてもう一つ大切なのが、季節感と、“無理をしない”こと。
革ジャンは単なるアウターではなく、身体の一部のように「羽織る」感覚が馴染みをつくる。
着こなすというより、“生き様を刻む”。
そこに革ジャンの本質があるように感じます。
馴染んだ革ジャンはもはや服という枠を超え、自分の内側を守り、外側へ語る“プロテクター” となります。
大袈裟に聞こえるかもしれません。
でも、革ジャンに魅せられた人ならきっと分かってくれるはずです。
■ anemoscope がセレクトする服と BUZZARDS の相性
風をはらむ PHIGVEL の Tシャツ、機能美を備えた nonnative の服、
空気をまとう MASSTARD のニット、控えめに輝く Rowan のシルバーアクセサリー。
anemoscopeが選ぶ服は、革ジャンの存在感を損なうことなく、その陰影にそっと寄り添います。
たとえば、MASSTARDが提案する、白のボートネックTシャツ。
絶妙なサイズ感とデザイン、少しの余白が、一気に革ジャンを主役へと引き立てます。毎回発売と同時に即完売してしまうほどの人気アイテムです。
ボトムスには落ち着いたトーンのワイドパンツを合わせるのが今の気分。
MASSTARDの”ARMY WIDE TROUSERS - COMFORT LINE ”がオススメです。
綺麗めスタイルも、カジュアルコーデも、これ一本あると着回せるので、迷ったときの強い味方になってくれそうです。何より着心地がいいと好評です
そして、MASSTARDの新作、”HALF ZIP HOODIE”を中に合わせることで、防寒性も高まり、首元にアクセントを加えてくれます。後ろ姿もフードがあるおかげで目線が上にいくので、スタイルアップにも。
こうした“さりげない一着”が、革の重厚さに美しい余白を生み、
スタイリング全体にリズムを与えてくれます。
革ジャンを輝かせるのは、派手な装飾ではなく、余白と静かに選ばれた服たちの調和なのです。
続いて、PHIGVELの2025秋冬新作の、”DENIM WORKADAY SHIRT - INDIGO(FADE)”と、”HEAVY WAFFLE TOP - IVORY”を合わせたスタイリングもご覧ください。
このように、中に着る服によって、表情を変え、柔らかな大人な雰囲気を醸し出し、BUZZARDSのもつ凛とした気品を引き立てています。
真冬には、シンプルにニットを合わせるだけでOK。
ニットと革ジャンの組み合わせは相性抜群です。
ニットのもつ機能性と革ジャンの機能性が合わさり、絶妙な保温性を生み出すそうです。ニットと革ジャンについてはジャーニーさんが過去に書かれたブログもチェックしてみてください。「ニットの温もり Nov 17, 2019」
モデル:chihito
167cm
BUZZARDS 着用SIZE3
最後に、BUZZARDS を着こなすときに大切なのはテクニックではなく、
“今日の自分をどう生きたいか”という自らの内なる声。
革ジャンは、ただの衣服ではなく、
選んだ自分の生き方そのものを映す鏡。
そしてその鏡を曇らせず、静かに輝かせるために、anemoscope の服たちは今日も、革ジャンを愛するあなたにそっと寄り添います。
ご覧いただき、ありがとうございました。